CPO とは、Cost Per Opportunityの略で、1件の商談を作るためにかかったコストのことです。
マーケティング施策の費用対効果を測る指標の一つです。
業種業界にもよりますが、一般的に取引が高額なビジネス、高価な製品やサービスを提供する法人向けビジネスでは重要な概念です。
CPLのリード獲得単価だけをマーケティング施策の費用対効果を測る指標にした場合、リードの量と質の問題に直面します。より多くのリードを獲得するとリード獲得単価は下がります。リードを獲得したマーケティング活動は効果が高かったと評価できます。一方で、売上につながらない、また商談にすらならないリードが増える可能性があります。
営業活動の効率を上げるためには、商談化しやすい、質の高いリードをフォローする必要があります。そのため、リード獲得単価だけではなく、売り上げに貢献する可能性のある商談を作るのにかかったコストも評価することが重要です。