AISAS とは、消費者の購買行動プロセスを説明するモデルのひとつです。インターネットの普及による購買行動の変化を考慮し、お客さまが製品をはじめて知り、購入にいたるまでのプロセスを「Attention(注意)」「Interest(関心)」「Search(検索)」「Action(購買)」「Share(共有)」と5つに分類し、その頭文字をとったものです。
このモデルは、インターネット上での売買が考慮され、検索と共有が特徴です。
- 認知する : 広告、ニュース、ソーシャルネットワークなどを通じて、商品やサービスを知る
- 興味を持つ : 商品やサービスに興味や関心を抱く
- 検索する : 検索エンジン、ソーシャルネットワークなど、インターネットで検索し情報を集める
- 購入する : 商品やサービスを購入する
- 体験を共有する : 感想をソーシャルメディア、レビューや口コミサイトなどに投稿し、情報共有する
このように、購買行動プロセスを細分化し、顧客がどの段階にあるかを見極めることで、顧客の心理状態や状況に応じた、効率の高いコミュニケーション戦略をとることが可能になります。
購買行動プロセスを説明するモデルは他にも、AIDA、AIDMA、AIDCA、AIDCAS、AIDAS、AIDAC、VISASなどいろいろあります。