フェイスブック/ Facebook に広告を掲載してみる
フェイスブックを利用してマーケティングすることを考えると、フェイスブック広告ははずせません。
広告というと、誰に対して(ターゲット層&リーチ&オーディエンス)、どのようなメッセージ(広告のテキストや画像などの内容)を、どのように伝えるか(モバイル端末やデスクトップPCなど掲載場所)などを考える必要があります。
さらに媒体の特徴に合わせて、広告の出し方や見せ方なども変えることを検討しなければなりません。
しかしウェブ広告の場合、例えばA/Bテストで結果や効率性を確認し改善させる運用ができます。特にフェイスブック広告は安価でかなりお手軽に掲載できるため、まずは深く考えずやってみましょう。
やりながら学ぼうというノリです。実際の流れをメモしてみます。
1.広告作成をはじめる
メニューにある『広告マネージャ』、管理者パネルにある『Facebookページを宣伝』、右側の広告欄にある『広告を作成』など、いろいろなところから、いつでも簡単に広告を作成できるようになっています。
左メニュー | 右側の広告欄 |
2.広告の目的を選ぶ
広告を見た人に何をして欲しいかを考える必要があります。
まずは、より多くの人に知ってもらいたいため、広告の目的として『ページへのいいね!』を選択します。
Facebookページを複数持っている場合は、広告対象のFacebookページを選びます。
3.広告で掲載する画像を選ぶ
伝えたいメッセージや目的に合わせて、画像を選択します。
しかしながら、インパクトのある広告画像や美しい見た目は、訴求力があることは言うまでもありません。
例えば、広告を見るターゲットの人たちが、あたなが訴えるメッセージと関連性が低い場合、いくら素晴らしいテキストメッセージを用意しても響かないかもしれません。単純にインパクトのある画像を使う広告の方が気づいてもらえるかもしれません。
要するに、より高いクリック率が期待できるのです。
まずは難しいことを考えずに、できるだけ、かっこいい、インパクトのある画像を選びましょう。
どの画像を使う広告が結果がいいのかをテストするため、2種類以上の画像をアップロードしましょう。
4.広告で掲載するテキストやリンクを決める
次に広告文やリンク先を作成します。ここでも広告画像と同様に、広告文を常にテスト(比較評価)し、よりよいメッセージを作りこんでいく意識が大事です。
5.広告のオーディエンスを絞る
広告を見てもらいたいターゲット層を絞り込みます。
年齢、性別から興味あるカテゴリ、またつながっている・いない、などかなり細かく選択し、絞り込めます。
画面右側には絞り込んだ結果が分かりやすく表示されています。具体的には、広告のターゲティングで選択した条件やターゲットの規模(オーディエンスの数)など把握できます。
絞り方は人それぞれですが、年齢層、性別などを組み合わて、グループ分けしながら絞ることを意識しましょう。また重複はできるだけないようにグループ分けしましょう。一般的にはキッチリ分ける方が運用管理しやすいですが、結果重視の運用であれば、すべてのターゲットを厳密に分ける必要はないと思います。
次に各グループのオーディエンスの数ですが、運用しながら自分にあう適正な数を考える方がいいと思います。例えば10万人位の方が管理しやすいという意見もありますが、広告の目的、予算、運用にかけるリソースなど、人それぞれです。
まずは広告を試し、どれくらいのオーディエンス規模が自分にあっているか、結果や運用の手間から考える方が現実的かつ早いです。
例えば100万人位だと運用が簡単だけどターゲットが曖昧、あるいは1万人位まで細分化し絞るとかなり具体的にターゲティングできますが、運用が大変など、いろいろと分かってきます。まずは広告をやってみましょう。
6.広告のキャンペーンや予算、日時、価格設定を行う
入札の種類には、『ページへのいいね!に合わせた最適化』、『クリックに合わせた最適化』、『インプレションに合わせた最適化』があります。
- 『ページへのいいね!に合わせた最適化』は、今までのクリック率などから最もコンバージョンしそうな人に配信されます。
- 『クリックに合わせた最適化』は、クリック単価で課金されるため、クリック率が悪くても規定のクリック数が発生します。
- 『インプレションに合わせた最適化』は、表示数で課金されるため、クリック率が平均よりも高ければ、結果的に多くのクリック数を得ることが可能です。
そして、最後に画面下にある『注文を確定する』ボタンを押せば、上記のような流れで簡単に広告掲載ができます。