これから指導に関わる若手社員、中堅社員向け研修

[ 効果的なOJTを実施するための指導法 研修 ]

研修のねらい

後輩従業員へのノウハウの継承を目指して、中堅・ベテラン従業員がもつ経験や技能をOJTを通じて後輩従業員に伝達するための知識と技能を演習と通じ習得することをねらいとします。

開催主旨

本研修では、部下・後輩とのより良い関係を築くことに焦点を当て、コミュニケーションを重視した内容となっております。部下・後輩の力を引き出すため、OJTの進め方や教えることなどについて理解していただき、ティーチング、フィードバックやコーチング、メンタリングの仕方などを習得いただきます。ワークを中心に進め、どのようなことをするのか目指すべき方向性や取るべき行動を具体化していきます。

参加対象者

• これから部下や後輩の指導に関わる方
• OJTを中心に人材教育に今後力を入れる予定の方
• OJTの効率化を図りたいと考えている方
• コーチングやメンタリングなどの基礎的な考え方や進め方について知りたい方

本研修の効果

• 多様なメンバーに対して、効率的にOJTが行えるようになる
• 教える側のスキルアップが図れる
• コーチングやメンタリングのポイントも理解できる
• 指導員として、何を考え、何が必要かを理解することができる

カリキュラム案

1. 人材育成のプロセス
   1. コミュニケーションとは何か
      • コミュニケーション上手になるタイプ診断（演習）
      • あなたの当たり前は当たり前ではない
      • 多様なメンバーとはどういう人（演習）　など
   2. 育成に対する心構え
      • 部下・後輩の立場になって考える（演習）
      • ①当時不安だったこと ②部下・後輩の不安を理解する
      • 「私の方が優れている」が育成を妨げることがある
      • 育成についての目的とゴール　など
2. 効果的なOJTの進め方とポイント
   1. 成長を支援するOJTとティーチング
      • OJTとは何か？どう進めるのか？
      • 教えるべきことを整理する
      • 目標設定のプロセス（SMARTゴールの演習）
      • 経験を成長につなげる振り返り（YWT、KPTの演習）　など
   2. 部下・後輩とのやりとりを活性化する
      • 部下・後輩が活躍できるように授ける
      • 自分が話すよりも相手の話に耳を傾ける
      • 前向きになる率直なフィードバックをする
      • グループディスカッションのテクニック　など
3. 現場で活かせる実践的指導法
   1. 相手の力を引き出すコーチングとメンタリング
      • コーチングの基本スタイル
      • 相手の能力を引き出せるように質問しコーチングする
      • やる気を引き出し、成長を加速させるメンタリング　など
   2. 【ケーススタディ】どのように対応すればよいかを検討する
      • 問題のタイプにより対応を変える
        • 【ケース例１】指示したものと違うものが出てくる
        • 【ケース例２】わかったつもりになっている
        • 【ケース例３】どうでもいいことにこだわる　など
      • ついついやってしまう悪い癖
        • 【ケース例】完璧にこだわってしまう
          ※ケースについては、ヒアリングを基に調整致します

参加者の声

• 後輩の指導において、適確な指導方法を教わってなかったので参考になりました。　現代の指導方法についても改めて認識できた。
• 新入生の時の自分をふり返りながら、その経験を踏まえて今度は、後輩にどのように教えて行くのかと教え方や考え方の勉強をしながら、考える良い機会となりました
• 新入生を教育する上でノウハウや注意点が理解でき、今まで、疑問に思っていたことが解決できた。
• 後輩育成の課題解決につながった
• 教育係となる為、指導する上で注意事項等を学びました
• 後輩に効果的な指導ができそうな気がする
• 他の受講生から色々な意見をもらい視野が広がった
• コミニュケーションの取り方、問題への対策等を学ぶことができた仕事を効率化する考え方が分かった
• 外部の方の広い視点の話が良い刺激になった
• 自分はゼロからスタートすると考えて、教わったことを試して、役立てていきたいです
• 人に教える時に気を付けること、意識することが分かった

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