テレワーク時代に求められる、バラバラの場所にいるメンバーをまとめるノウハウ書。
国や年齢、経験やスキルが違うメンバーとお互いのことを理解し、信頼関係を築き、共通の目標に向かって成果を出してきた著者が、リモートチームとの仕事の進め方やマネジメントの勘所を具体的に紹介します。

リモートチームマネジメント診断 ver 1.0

『まわるリモートチームのマネジメント術』の出版を記念して、リモートチームのマネジメント診断アプリ登場!
あなたのリモートチームのマネジメント度をチェックしよう

著者メッセージ

飯田剛弘

今、テレワークで仕事を回すことが、これまで以上に求められています。しかし、従来の仕事の進め方では、うまくいかないことも増えました。どうやってリモートチームと向き合い、仕事を進め、マネジメントしていけばいいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私は、アメリカやドイツ、韓国、東南アジア諸国、オーストラリアなどにいるチームとリモートで計10年以上仕事をしてきました。多様なメンバーと協力し合い、成果を出すためのマネジメントに力を入れてきました。そこで本書では、私がこれまでにやってきたこと、学んだこと、見聞きしたことなどをご紹介します。
本書が、リモートチームと協働して成果を出すのに役立ち、また、みなさまが何年後かに振り返ったときに「このタイミングでリモートチームのマネジメントを学んでよかった」と思っていただければ幸いです。

amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
Hontoで購入する
TSUTAYAで購入する

こんな方におすすめです

  1. テレワークで仕事をするマネージャーやリーダー
  2. 組織や部門を引っ張る責任者
  3. HR(人材開発、育成・研修、人事)関係者
amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
Hontoで購入する
TSUTAYAで購入する

いただいたカスタマーレビューや書評をご紹介いたします

本書は、リモートワークの表面的なテクニックではなく、もっと深い部分のマネジメントについて書かれた本。リモートで成果を出すための「チームマネジメント」。活かす読書さま

「リモートファースト」という言葉が最も印象に残りました。リモートワークを行う部下のマネジメントに悩んでいる方にピッタリな一冊です。大谷更生さま

新型コロナウィルスのおかげで、強制的にリモートワークが増えてきました。特にソフトウェア中心となる会社では職場に集まる必要性も低く、思ったより仕事が進むでしょう。その反対に人間関係は疎遠となり、孤独感や行き違いを減らす配慮に力を入れることになりそうです。本のソムリエさま

本書は、リモートで多様なメンバーと仕事をする方法を解説します。目的や目標、成果の明確化や数値化、コミュニケーションなど。リモート読めばチームと協働し、成果が出せるようになります。本日の選書さま

amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
Hontoで購入する
TSUTAYAで購入する

この本の内容について

目次

はじめに

第1章 リモートチームで働くための心得

  • これが絶対という方法はない
  • みんながコミュニケーションに責任を持つ
  • 今すぐ確認しないと困ることか?
  • 仕事を見える化する
  • 状況をオープンにして、積極的に協力し合う
  • リモートチームは監視ではなく、信頼するからうまくいく
  • 労働時間依存から脱却し、成果を評価する

第2章 うまく仕事を進めるコミュニケーション術

  • コミュニケーションもプランが求められる
  • コミュニケーションの約束事をつくる
  • 多様なメンバーとのやりとりで抑えたいポイント
  • メールでの気配り
  • チャットでの気配り
  • 仕事以外の交流やつながり、雑談が連帯感を生む
  • 仕事中はいつでも、どこでも協働できる体制をつくる
  • やりとりする時間帯を決めておくと、「ちょっと確認」がしやすくなる
  • チームとしての一体感を育む
  • 意見の対立に向き合い、問題解決を目指す

第3章 リモートチームの会議・ミーティング

  • Web会議での気配り
  • ミーティングのBGMには気をつける
  • Web会議でビデオをオンにしたら、自分に注目してもらう
  • Web会議の生産性を上げる
  • オンラインのやりとりはリアルタイムだけではない
  • 情報格差をなくして、チームのパフォーマンスを上げる
  • リモート環境でもブレストでアイデアを出す

第4章 リモートチームのマネジメント

  • チームづくりの5つのステップ
  • みんなが同じ方向を向ける目標管理術
  • やるべきタスクを見える化すると、仕事の割り振りもうまくなる
  • 「アウトプット」と「締切」の合意で、監視をなくす
  • スクラム型で仕事を進めてみる
  • 1on1でお互いを知ると、気持ちよく働ける
  • 報連相は口頭や文字で伝えるだけだと思っていませんか?
  • 「心理的安全性」を高め、チームを活性化させる
  • 質問を見直し、実りのある話し合いにする
  • 文章化からはじめる考え方の一致化
  • 「助け合う」チームをつくる
  • 前に進んでいけるフィードバック文化をつくる
  • 感謝や表彰する文化を大切にする
  • 仕事を任せて不必要な確認をやめると効率よく進む
  • 違和感を覚えたら、すぐにフォローする
  • 「信頼できる唯一の情報源」をつくり、共有の効率化を図る

第5章 リモートワークの落とし穴にハマらないワークスタイル

  • 仕事のリズムを自分でつくる
  • マルチタスクを止め、作業効率を落とさない
  • 働きすぎに気をつける
  • 一人ひとりの孤独感はチームでフォローする
  • それぞれ事情を抱えているから、お互いさまの気持ちで助け合う
  • 体調管理も仕事のうち
  • 仕事以外でも人とつながる
  • 普段とは違う環境で仕事のパフォーマンスを上げる

第6章 リモート時代の組織づくり

  • どのような人材を雇うべきか
  • ジョブディスクリプションをつくる
  • リモートでも面接はできる
  • 「おもてなし」の心で、オンボーディングを支援する
  • リモートファーストの考え方
  • ワークスタイルの変化をキッカケにマネジメントや評価の着眼点を見直す
  • 実際に会って交流し、価値を最大化する
  • チームとして働きやすい環境をつくる
  • 時差ワークに対応する
  • 「ワーケーション」という選択をしてみる
  • リモートワークできるできないかで、会社や仕事が選ばれる時代に?

第7章 自分をアップデートして、チャンスを掴む

  • 有言実行し、実績をつくり、キャリアをつくる
  • 変わり続けることが求められる
  • 自律的にキャリアを設計する
  • 自分の強みを見直し、磨き、武器を持つ
  • 他人の助けを借りて成果を出し、学びも加速させる
  • 個人名で勝負する
全ての目次を表示

著者プロフィール

飯田剛弘

飯田 剛弘 (いいだ よしひろ)

  • ビジネスファイターズ 代表
  • マーケティングコンサルタント
  • リモートチームのマネジメント アドバイザー

愛知県生まれ。2001年、南オレゴン大学卒業(全米大学優等生協会: Phi Kappa Phi 所属)後、インサイトテクノロジー入社。2004年よりインド企業とのソフトウェア共同開発プロジェクトに従事し、リモートチームのマネジメントを始める。その傍ら、プロジェクトマネジメント協会(PMI)の標準本の出版翻訳に携わる。マーケティングに特化後は、データベース監査市場にて2年連続シェア1位獲得に貢献。市場シェアを25.6%から47.9%に伸ばす (ミック経済研究所)。

外資系製造企業FAROでは、アジア太平洋地域でのマーケティングやプロジェクトに責任者として取り組み、日本から海外にいるリモートチームをマネジメント。人材育成や多様性のあるチーム作りにも力を入れ、1on1ミーティングは1,000回を超える。

2020年、ビジネスファイターズ合同会社を設立。現在は、マーケティング支援や人材育成(研修・講習・執筆)など多方面で活動中。

著書に『童話でわかるプロジェクトマネジメント』(秀和システム)、『仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる!』(明日香出版社)、『こじらせ仕事のトリセツ』(技術評論社)、『令和上司のすすめ』(日刊工業新聞社)がある。

amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
Hontoで購入する
TSUTAYAで購入する